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市営住宅で突然電気がつかなくなると、
「電球が切れたのかな?」
「ブレーカーが落ちた?」
「市へ連絡した方がいいの?」
と不安になる方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、電気がつかない原因は電球切れから設備故障までさまざまです。
また、市営住宅では電気設備の修繕区分が自治体によって異なる場合があります。
まずは原因を確認し、必要に応じて管理者へ相談することが大切です。
電気がつかないときに最初に確認すること
電気がつかない場合は、いきなり故障と判断せず次の点を確認しましょう。
電球が切れていないか
最も多い原因が電球切れです。
特に古い蛍光灯やLED電球は突然点灯しなくなることがあります。
一般的な市営住宅では、
- LED電球
- 蛍光灯
- 点灯管(グロー球)
などは消耗品扱いとなり、入居者負担で交換する場合がほとんどです。
まずは新しい電球へ交換してみましょう。
また、古い蛍光灯器具では電球(蛍光管)だけを交換し、点灯管(グロー球)は長年交換していないケースも少なくありません。
実際には、
- 蛍光灯を交換しても点灯しない
- 点灯まで時間がかかる
- チカチカ点滅する
- すぐに消えてしまう
といった症状の原因が、点灯管(グロー球)の劣化であることもあります。
特に高齢の入居者の中には、グロー球の存在自体を知らない方もいらっしゃいます。
そのため、蛍光灯を交換する際はグロー球もあわせて交換することをおすすめします。
蛍光灯とグロー球は消耗品です。どちらか一方だけではなく、同じ時期に同時交換することを心掛けると、突然の不点灯や交換の手間を減らすことができます。
なお、最近のLED照明器具にはグロー球が使用されていないものもありますので、分からない場合は器具の型式を確認してみましょう。
ブレーカーが落ちていないか
エアコンや電子レンジ、電気ポットなどを同時に使用すると、契約容量を超えてブレーカーが落ちることがあります。
まずは分電盤を確認し、
- 主幹ブレーカー
- 漏電ブレーカー
- 安全ブレーカー
が下がっていないか確認しましょう。
ブレーカーを戻して正常に使用できれば故障ではありません。
また、市営住宅でよくある問い合わせの一つに、
「ブレーカーが上がりません」
という相談があります。
実際に確認してみると、ブレーカーが完全に落ち切らず、中途半端な位置で止まっていることがあります。
この状態では上方向へ押し上げても復旧しません。
ブレーカーを復旧させる際は、一度レバーを下まで確実に下げてから、改めて上へ上げるようにしましょう。
これだけで復旧するケースも少なくありません。
ただし、ブレーカーを復旧してもすぐに落ちる場合や、漏電ブレーカーが繰り返し作動する場合は注意が必要です。
電気設備の不具合や漏電が発生している可能性もあるため、無理に何度も復旧操作を行わず、市営住宅の担当窓口へ相談することをおすすめします。
他の部屋の電気はつくか
一部の部屋だけ電気がつかない場合は、
- スイッチ故障
- 照明器具故障
- 配線不良
の可能性があります。
住宅全体で停電している場合は、電力会社の停電情報も確認しましょう。
電球交換は自己負担?
一般的な市営住宅では電球交換は入居者負担です。
これは電球が消耗品として扱われるためです。
例えば、
- LED電球
- 蛍光灯
- 点灯管
などは入居者で交換することが一般的です。
LED電球

「電球が原因なら数百円程度で解決することもあります。」
照明器具の故障は誰が修理する?
照明器具は設置状況によって修繕区分が異なります。
入居者が設置した照明器具
居間や寝室に設置した
- シーリングライト
- ペンダントライト
などは入居者所有物です。
故障した場合は入居者負担となります。
住宅設備として設置されている照明
玄関や浴室、台所、便所、洗面所などに最初から設置されている照明器具については、自治体によって取扱いが異なります。
そのため、不具合が発生した場合は自己判断せず、まず管理者へ相談しましょう。
また、築年数の古い市営住宅では、長年の使用や電球交換の繰り返しによって照明器具の固定部分が緩んでしまうことがあります。
実際に、
- 照明器具がぐらつく
- 天井から少し浮いている
- 固定金具が外れかかっている
といった事例も見受けられます。
このような場合に、テープや針金などで応急的に固定して使用を続けることはおすすめできません。
器具の落下によるケガや配線の損傷につながるおそれがあります。
特に浴室や洗面所など湿気の多い場所では、安全面にも十分な注意が必要です。
照明器具の固定が緩んでいる、または外れかかっていることに気付いた場合は、無理に補修せず市営住宅の担当窓口へ相談しましょう。
現地確認のうえで、修繕区分や対応方法を判断してもらうことをおすすめします。
スイッチやコンセントの故障は誰が負担する?
スイッチやコンセントの修繕区分は自治体によって異なります。
入居者修繕としている自治体もあれば、市が修繕する自治体もあります。
そのため、故障した場合はまず市の担当窓口へ確認することが重要です。
入居後間もない故障は相談してみよう
例えば、
- スイッチを押しても反応しない
- コンセントがグラグラする
- コンセントが通電しない
といった症状が入居後すぐに発生する場合があります。
特に入居後1年未満など比較的短期間で発生した故障については、前入居者からの使用による経年劣化が原因である可能性も考えられます。
このような場合は、管理者が状況を確認し、市で対応するケースもあります。
こんな症状は危険信号
次のような症状がある場合は注意が必要です。
- コンセントが熱くなる
- 焦げ臭いにおいがする
- スイッチから火花が出る
- ブレーカーが頻繁に落ちる
電気設備の不具合は火災につながる危険があります。
自己判断で分解せず、速やかに管理者へ連絡しましょう。
換気扇やインターホンは?
換気扇
換気扇は住宅設備として設置されていることが多く、一般的な市営住宅では市の備品として管理されています。
そのため、
- 換気扇が回らない
- 異音がする
- 羽根が破損している
- スイッチを入れても動かない
といった症状がある場合は、まず市営住宅の担当窓口へ連絡しましょう。
日程調整のうえ、担当者が現地確認を行い、修繕方法や修繕区分を判断することになります。
ただし、換気扇は定期的な清掃が必要な設備です。
長年メンテナンスを行わず、
- 羽根に油汚れが大量に付着している
- 換気扇内部にホコリが堆積している
- フィルターや金網が目詰まりしている
といった状態では、本来の性能を発揮できません。
また、モーターに負荷がかかり異音や故障の原因になることもあります。
そのため、入居者による清掃や維持管理が不十分であると判断された場合は、市の備品であっても修繕や交換の対象とならない場合があります。
まずは換気扇の清掃を行い、
- 油汚れを除去する
- 羽根を清掃する
- フィルターを清掃または交換する
などのメンテナンスを試してみましょう。
それでも改善しない場合は、無理に分解せず市営住宅の担当窓口へ相談することをおすすめします。
換気扇フィルター

「定期的なフィルター交換や清掃は、換気扇の寿命を延ばし故障予防にもつながります。」
インターホン
インターホンは住宅設備として設置されていることが多く、一般的な市営住宅では市の備品として管理されています。
そのため、
- 呼び出し音が鳴らない
- 室内機の音が聞こえない
- 通話できない
- ボタンを押しても反応しない
といった症状がある場合は、まず市営住宅の担当窓口へ連絡しましょう。
日程調整のうえ、担当者が現地確認を行い、修繕方法や修繕区分を判断することになります。
ただし、入居者が後から設置したワイヤレスインターホンやテレビドアホンなどについては、入居者の所有物となるため修理や交換は入居者負担となります。
まずは既設設備なのか個人設置なのかを確認しておきましょう。
防犯対策としてインターホンの設置も検討しよう
近年は訪問販売や特殊詐欺など、防犯面で不安を感じる方も少なくありません。
古い市営住宅ではインターホンが設置されておらず、来訪者の確認をドアスコープだけで行っている住宅もあります。
しかし、
- ドアスコープだけでは相手がよく見えない
- 高齢者には確認が難しい
- 玄関ドアを開けるまで相手が分からない
といった問題もあります。
防犯性を高めるためにも、インターホンやテレビドアホンの設置を検討してみるのもよいでしょう。
模様替え申請とは?
市営住宅では、住宅設備を変更したり新たに取り付けたりする場合、「模様替え申請」が必要となることがあります。
例えば、
- インターホンの新設
- テレビドアホンの設置
- 手すりの設置
- ウォシュレットの設置
などが該当する場合があります。
自治体によって手続き方法は異なりますが、申請書を提出し承認を受けてから工事を行うのが一般的です。
無断で設置すると、原状回復を求められる場合もあります。
インターホンの設置を考えている場合は、工事前に市営住宅の担当窓口へ相談し、模様替え申請が必要か確認することをおすすめします。
こんな場合は市の担当窓口へ相談しよう
次のような場合は早めに連絡しましょう。
- 電球交換しても点灯しない
- ブレーカーを戻しても復旧しない
- コンセントから異音や異臭がする
- スイッチが反応しない
- 原因が分からない
- 修繕区分が分からない
電気設備は感電や火災につながる危険があります。
無理に分解せず、まずは市の担当窓口へ相談しましょう。
よくある質問
Q. 電球交換は市でしてくれますか?
一般的には入居者負担です。
Q. コンセントが使えません。
自治体によって修繕区分が異なります。
まず市の担当窓口へ連絡しましょう。
Q. スイッチが壊れました。
修繕区分は自治体によって異なります。
特に入居後間もない故障は相談をおすすめします。
Q. ブレーカー交換は自己負担ですか?
一般的には建物設備に該当するため、市が対応する場合があります。
詳細は市の担当窓口へ確認してください。
まとめ
市営住宅で電気がつかない場合は、まず電球切れやブレーカーを確認しましょう。
一般的には電球などの消耗品は入居者負担となります。
一方で、スイッチやコンセント、ブレーカーなどの電気設備は自治体によって修繕区分が異なります。
特に入居後間もない故障は前入居者からの経年劣化が原因の場合もあるため、管理者へ相談することをおすすめします。
迷ったときは自己判断せず、まず市営住宅の担当窓口へ連絡しましょう。


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