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市営住宅で生活していると、
「天井裏でカサカサ音がする」
「台所でネズミを見た」
「夜になると壁の中から音が聞こえる」
といった相談を受けることがあります。
ネズミは不快なだけでなく、電気配線をかじったり衛生環境を悪化させたりするため、早めの対応が重要です。
しかし、
「市が駆除してくれるの?」
「自分で業者を呼ぶの?」
と迷う方も多いでしょう。
一般的な市営住宅では、ネズミの発生場所や原因によって対応が異なる場合があります。
まずは状況を確認することが大切です。
市営住宅でネズミが発生する原因
ネズミはわずか数センチ程度の隙間でも侵入するといわれています。
一般的な市営住宅で考えられる主な侵入経路は次のとおりです。
- 建物の老朽化による隙間
- 配管貫通部の隙間
- 換気口や通気口
- ゴミ置場周辺
- 食品の放置
- 床下換気口の破損
- 汚水桝や排水設備周辺
特に築年数の古い市営住宅では、床下や壁の内部を移動経路として利用しているケースがあります。
また、ネズミは意外と強い歯を持っており、台所や洗面台下の排水管に使用されているジャバラホース(蛇腹アタッチメント)をかじって侵入することもあります。
この場合、入居者が最初に気付くのはネズミではなく、
- 便所や洗面所周辺の漏水
- 流し台下の水漏れ
- 悪臭の発生
といった症状であることも少なくありません。
特に1階の住宅では注意が必要です。
古い市営住宅では、コンクリート製の汚水桝や排水桝がネズミの移動経路となっている場合があります。
そのため、ネズミ被害が発生した際には、住宅内だけでなく汚水桝周辺の状況確認や駆除作業を行うこともあります。
また、床下換気口の金網が破損している場合は、そこから床下へ侵入し、壁の中や天井裏へ移動しているケースもあります。
夜間に壁の中や天井裏からカサカサと音がする場合は、ネズミが建物内部に侵入している可能性があります。
気になる症状がある場合は、早めに市営住宅の担当窓口へ相談しましょう。
一般的な市営住宅で入居者対応となるケース
結論から言うと、室内で発生したネズミへの初期対応は入居者で行う場合が一般的です。
例えば、
- 粘着シートの設置
- 忌避剤の使用
- 食品管理
- 清掃
などです。
ネズミはエサがある場所へ集まりやすいため、まずは室内環境を見直してみましょう。
ネズミ捕りシート

超音波ネズミ対策器

「早めの対策で被害を防げる場合があります。」
市へ相談した方がよいケース
次のような場合は市営住宅の担当窓口へ相談しましょう。
天井裏から音がする
夜になると、
- 壁の中でゴソゴソ音がする
- 天井裏でカサカサ音がする
- 何かが走り回るような音がする
といった場合は、ネズミが建物内部へ侵入している可能性があります。
特に築年数の古い市営住宅では、破損した床下換気口や建物の隙間から床下へ侵入し、その後、壁の中や天井裏へ移動しているケースがあります。
ネズミは壁内部の配管や配線に沿って移動することが多く、一度侵入すると発見が難しくなります。
また、
- 電気配線をかじる
- 断熱材を荒らす
- フンや尿による悪臭が発生する
といった被害につながることもあります。
壁の中や天井裏から継続的に物音が聞こえる場合は、入居者自身で原因を特定することが難しいため、まずは市営住宅の担当窓口へ相談しましょう。
日程調整のうえ現地確認を行い、建物側からの侵入が疑われる場合は、必要に応じて侵入経路の調査や対応が行われることがあります。
床下換気口が破損している
市営住宅のネズミ被害で意外と多い侵入経路が、床下換気口の破損です。
古い市営住宅では、床下の湿気を逃がすために建物基礎部分へ換気口が設置されています。
しかし、
- 金網が破れている
- 格子が外れている
- 換気口周辺が破損している
といった状態になると、ネズミが床下へ侵入する原因となります。
侵入したネズミは床下から壁の中へ移動し、さらに天井裏へ入り込むことがあります。
その結果、
- 壁の中からゴソゴソ音がする
- 天井裏で物音がする
- ネズミのフンが見つかる
などの症状が発生する場合があります。
床下換気口の破損は建物設備に関する不具合です。
そのため、破損を発見した場合は自分で補修せず、まず市営住宅の担当窓口へ連絡しましょう。
日程調整のうえ現地確認を行い、必要に応じて修繕対応が行われます。
ネズミ被害を防ぐためにも、早めの連絡をおすすめします。
共用部分で大量発生している
ネズミが共用部分で大量に発生している場合は、発生場所によって対応方法が異なります。
例えば、
- 階段室
- パイプスペース(PS)周辺
- 共用配管付近
など、建物設備に関係する場所でネズミの生息が確認された場合は、市営住宅の担当窓口へ連絡しましょう。
現地確認のうえ、必要に応じて駆除や侵入経路の調査、設備の修繕などが行われる場合があります。
一方で、
- ゴミステーション
- ゴミ集積所
- 自治会管理の倉庫周辺
など、入居者同士で管理している共用スペースが発生源となっている場合は、自治会や管理人を中心に対応するケースがあります。
特にゴミ出しルールが守られていない場合や、ゴミの散乱によってネズミのエサ場になっている場合は、駆除だけでなく生活環境の改善も重要になります。
どちらに該当するか判断が難しい場合は、まず市営住宅の担当窓口へ相談しましょう。
状況を確認したうえで、自治会対応となるのか、市による対応となるのか案内してもらえる場合があります。
電気配線をかじっている
漏電や火災の原因となる場合があります。
非常に危険なため早めに相談しましょう。
ネズミ被害で実際に起こるトラブル
ネズミは想像以上に様々な被害を発生させます。
- 電気配線をかじる
- インターネット配線をかじる
- 天井裏の断熱材を荒らす
- 悪臭の原因になる
- ダニや害虫を運ぶ
特に配線被害は停電や通信障害につながることもあります。
ネズミがいるか確認する方法
ネズミは昼間に姿を見せないことも多く、物音や痕跡から存在に気付くケースがあります。
次のような症状がある場合は注意しましょう。
- 夜中に天井裏で音がする
- 壁の中からカサカサ音がする
- 黒い米粒のようなフンがある
- 食品袋や段ボールがかじられている
- 異臭がする
- 配管周辺にかじった跡がある
複数当てはまる場合は、ネズミが生息している可能性があります。
特に天井裏や壁の中から継続的に音がする場合は、建物内部へ侵入している可能性があるため、早めに市営住宅の担当窓口へ相談しましょう。
よくある質問
Q. ネズミ駆除は市がしてくれますか?
自治体によって対応が異なります。
まずは担当窓口へ相談しましょう。
Q. 室内のネズミ捕りは自己負担ですか?
一般的には入居者対応となる場合が多いです。
Q. 天井裏のネズミはどうなりますか?
建物内部が原因の場合は、市が調査や対応を行う場合があります。
Q. ネズミが配線をかじった場合は?
電気設備に影響する可能性があるため早急に相談しましょう。
まとめ
市営住宅でネズミが発生した場合は、まず発生場所を確認することが大切です。
一般的には室内での初期対応は入居者が行うことが多いですが、
- 天井裏
- 壁内部
- 共用部分
- 建物の隙間
など建物側に原因がある場合は、市が対応する可能性があります。
ネズミは放置すると配線被害や衛生問題につながるため、早めの対応を心掛けましょう。
判断に迷う場合は、市営住宅の担当窓口へ相談することをおすすめします。


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