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市営住宅の浴室はなぜカビが発生しやすい?
「浴室の天井がすぐ黒くなる……」
「掃除をしても、すぐにカビが生えてしまう……」
このような悩みは、市営住宅にお住まいの方から多く寄せられます。
一般的な市営住宅では、築年数が古い鉄筋コンクリート造の住宅も多く、気密性が高い一方で、十分な換気設備が備わっていない場合があります。
比較的新しい住宅では浴室・台所・トイレ・洗面所に換気扇が設置されていることが一般的ですが、古い住宅では浴室に換気扇がなく、換気窓のみとなっている住宅も少なくありません。
また、居室には換気設備が設けられていないことも多いため、浴室で発生した湿気が室内全体に広がりやすく、結露やカビの原因になることがあります。
特に冬場は、浴室と室内の温度差によって湿気が北側の部屋や押入れへ移動し、壁や天井にカビが発生しやすくなる傾向があります。
この記事では、市営住宅で今日から実践できる浴室のカビ対策を中心に、湿気をためないコツやカビを防ぐ方法をわかりやすく解説します。
市営住宅の浴室でカビが発生する原因
浴室にカビが発生する主な原因は、湿気・温度・汚れの3つです。
一般的な市営住宅では、次のような条件が重なることでカビが発生しやすくなります。
- 入浴後の湿気が残る
- 換気時間が短い
- 浴室の天井や壁に水滴が残る
- 石けんカスや皮脂汚れが付着している
- 日当たりが悪い
特に鉄筋コンクリート造の住宅では、湿気が逃げにくいため、浴室だけでなく北側の部屋や押入れにも影響することがあります。
入浴後に行いたいカビ対策
壁や床に冷水をかける
入浴後の浴室は温度が高く、カビが繁殖しやすい環境です。
最後に壁や床へ冷水をかけることで室温を下げ、カビの繁殖を抑える効果が期待できます。
水滴をできるだけ拭き取る
浴室に残った水滴はカビの原因になります。
スクイージーやタオルで、
- 壁
- 鏡
- ドア
- 床
の水滴を取り除く習慣をつけましょう。
数分の作業でもカビ対策に効果があります。
換気扇は長時間回す
浴室換気扇は、入浴後すぐに止めるのではなく、数時間から一晩程度運転すると湿気を排出しやすくなります。
一般的な市営住宅では換気設備が限られているため、浴室換気扇は積極的に活用しましょう。
排水口を定期的に掃除する
浴室の排水口には、
- 髪の毛
- 石けんカス
- 皮脂汚れ
などがたまりやすく、カビやぬめりの原因になります。
これらの汚れを放置すると、湿気がこもりやすくなり、不快な臭いや排水の流れが悪くなることもあります。
また、一般的な市営住宅では、築年数が古い住宅ほど排水トラップや排水管の老朽化により、汚れがたまりやすい場合があります。
そのため、週に1回程度を目安に排水口を掃除することが、カビの予防だけでなく排水設備を長く使うためにも大切です。
排水の流れが悪い、下水の臭いがする、何度掃除しても改善しない場合は、配管側に原因があることも考えられます。無理に薬剤や高圧洗浄を行わず、市の担当窓口へ相談しましょう。
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換気扇だけでは湿気が取れないこともある
築年数が古い市営住宅では、換気扇の能力が現在の住宅より低い場合があります。
そのため、
- 入浴後にドアを開け放す
- 換気時間が短い
といった使い方では、湿気が室内へ広がり、北側の部屋や押入れにまで影響することがあります。
浴室ドアの開閉方法は住宅の換気計画によって異なる場合がありますので、取扱説明書や管理者の案内に従って使用してください。
おすすめのカビ対策用品
防カビ燻煙剤

浴室全体のカビ予防におすすめです。
定期的に使用することで、天井や壁にカビが発生しにくい環境づくりに役立ちます。
浴室用カビ取り剤

すでに発生した黒カビの除去に便利です。
ゴム手袋を着用し、換気を行いながら使用しましょう。
換気扇フィルター

換気効率を維持するためにも、換気扇フィルターは定期的な交換がおすすめです。
汚れがたまると換気能力が低下し、湿気がこもりやすくなることがあります。
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